よくこんな声を耳にします。
「Webデザイナーに仕事を依頼すると、その人好みのデザインが納品される」と。
Webデザイナーは、自分のセンス・スタイルを確立している方が多いので、どうしても個人のカラーを出した納品物になりがちです。
そのため、なかなかECサイトに求められる、売れるデザインにはならないことがあります。
そこで今回は
売れるデザインとは、具体的にどのような点に気を付けて制作すべきか
について考えていきます!そんなに難しく考えなくて大丈夫です。
まず、売れるデザインというのは、綺麗であったりかっこいいデザインは必要ありません。
とにかく、商品やサービスの良さが見る人に届かなくては意味がありません。
売れるデザインとは、イメージ重視のデザインとは異なったものです。
一番大きな違いは余白の使い方であると思っています。
まず、最近はこんなWebサイトのデザインをよく見かけるのではないでしょうか?
とにかく余白を活かしたデザインになっていますよね!おしゃれです!
(私もこのようなデザイン大好きです)
しかし、パッと見て何をアピールしているのか分かりにくいですよね・・・。
売れるデザインでは、余白は必要ないです!とにかく限られたスペースで商品やサービスの良さをアピールする必要があるからです。
とにかく、余白を埋めるようにデザインしていきます。
こんな感じです。
何をアピールしたいのかが、デカイ文字ですぐに分かりますよね!
パッと見てメリットがわかるようにデザインしないと、目を止めてもらえません。
ただ、一般的なデザインの原則は守っていきましょうね。
デザインの4原則を確認しておきましょう。
・近接 関連する情報は近づける
・整列 要素に一体性を持たせて揃える
・強弱 情報の優先度を明確にし、はっきりと差をつける
・反復 特徴的なものを、意識的に繰り返し使う
この大原則はしっかりと意識しながら、余白はみっちりと埋めることで、売れるデザインを制作していきましょう。
売れるデザインとは、お客様が得られるメリットがすぐに分かるように、余白は作らない!(シズル感は不要)